宝醤油は1941年(昭和16年)に会社を設立したのをご存じでしょうか。
数々の自社ブランド商品を、現代にいたるまでに数多く生み出してきました。
その中には、時代の流れに対応して形を変えて行ったものもあります。
逆に、昔ながらの大切な味を守ってきたものもあるのです。
「長い年月をかけて洗練された商品」
原材料からこだわり、長年のノウハウと共に心を込めて作り上げられた商品達。
商品群の中で一番のベースとなっているのが醤油です。
宝醤油では天然醸造という製法で、人の手作業で醤油を作っています。
室内が暑くなれば、手動で温度を調節して、醤油を大切に管理します。
大切に育て上げられた本醸造醤油は、味の深みが抜群です。
沢山の人に味を愛されて農林水産省食料産業長賞や大臣賞を何度もいただいています。
長い時を経て、昔ながらの製造方法を守り、よりよい醤油を作ってきた結果です。
「醤油は、ほぼ全ての調味料のベースです」
宝醤油自慢の醤油は他の調味料のベースとして大活躍しています。
つまり、醤油が美味しくなればなるほど自社ブランド商品全体が美味しくなるのです。
醤油がベースとして使われている主な商品を上げていきましょう。
ぽん酢、和風たれ、めんつゆ、鍋つゆ、焼鳥たれ、蒲焼たれ。
丼たれ、ご飯用たれ、中華たれ、南蛮・甘酢たれ、焼肉たれ。
これだけ豊富な数の商品が醤油から生まれています。
クオリティを確保するだけでは無く、味の傾向や時代の変化に合わせて、細かい修正を行っています。
どれも、自信を持って送り出せる商品ばかりです。
そして新しい商品の共同開発の時にも自社ブランドで培った豊富な経験を持って開発にあたっていけるので、企画提案の面も強みとして兼ね備えています。
安心して使っていただくために、毎日責任を持って開発に臨んでいるのです。
「商品戦略ワーキンググループをご紹介します」
宝醤油の豊富なブランド商品を、もう一度見つめ直すグループがあります。
それが商品戦略ワーキンググループです。
自社ブランド商品をよりよくするため、常日頃から様々な努力をしています。
自社商品をもっとよく理解し、知っていただくために、商品カタログの作成やデータベースの改良を行いました。
毎回議題を設けて、味の見極めを行いブランドの強化にあたっています。
商品の原料が違うものを何種類も用意して、味の違いを確認するのです。
メンバーは約15人。
味の他にも容器についても見直せる部分が無いかしっかりと確認していきます。
調理を行うときに、作業しやすいかどうか、できあがった料理の見栄えも見ていきます。
こうして、何度何度も商品へ向き合っていく内に、商品は磨かれていくのです。
商品戦略は、味と利便性を追求し、販促活動のさらなる活性化のために、重要なポイントとなっています。