「天然醸造でのびのびと醤油を育てます」
宝醤油の醤油は、昭和16年の設立当初よりずっと、天然醸造という製法で醸造しています。
他社大手メーカーのように、温度管理を行うことで醸造をコントロールして大量生産するのではなく、できるだけ自分の力で発酵熟成させる方法です。
「天然醸造による醤油は、旨みの強さ、伸びが違うのです」
宝醤油は、自慢の醤油についてそう語ります。
「宝醤油の考える“旨み”とは?」
こいくち醤油。
それよりも塩分が高く色が薄い、関西で主流のうすくち醤油。
とろみや独特の甘味が特徴のたまり醤油。
一口に醤油といっても、様々な種類があります。
宝醤油が主に製造しているのは、こいくち醤油、国内で最も一般的な醤油です。
宝醤油自慢の醤油は、旨味の先味とコクに特徴があります。
キレがあり、すっきりとした味わい。
その中に、ほのかに感じられる“まろやかさ“。
これが“旨み”なのだと考えています。
天然醸造は、じっくりと丁寧に発酵熟成させる製法です。
醸造技師がもろみの成長を見守る様子は、まるでわが子を育てる親のようです。
この深い旨みを持つ醤油こそが、宝醤油のルーツです。
醤油の旨みが、宝醤油が誇る数々の商品の根底を支えています。
「商品の中で活きる、醤油の旨み」
宝醤油の豊富な自社ブランド商品のほとんどは、この旨みの強い醤油をベースに造られています。
宝醤油の商品の中でもトップクラスの受注量を誇る甘辛ソースも、得意分野である和風たれも、
多くのお客様から高い評価をいただけるのは、醤油の旨みが根底にあるからこそ。
宝醤油はそう確信しています。
「弊社の醤油は、旨みの伸びがよいので、どんなたれに使っても旨味を感じられるのです。」
宝醤油は、いつも、自信を持ってお客様に伝えています。
香ばしく焼きあがった鶏肉の身をてらてらと光らせる、焼鳥のたれ。
素材からにじみ出る出汁の風味と芳香をどんぶりの中でまとめ上げる、ラーメンのかえし。
天ぷらとごはんにしっとりとかかる天丼のたれ…。
どんな調味料に形を変えても、根底にある醤油が、旨みの余韻を長くしてくれます。
宝醤油のNB商品は、この旨みによって、様々な料理に深い味わいを与えているのです。
天然醸造によって引き出される、醤油の旨み。
他とはひと味違う、宝醤油の大きな強みです。