惣菜を一品作るにあたり、多くの食材が必要となります。
その惣菜メニュー数が多くなると、必要となる食材を一つ一つピックアップして、数量を決めて発注するといったことは、到底不可能です。
そんな時は、メーカー同士が協力して、バックヤードをサポートしています。
食肉加工会社、野菜カット工場、たれの製造メーカー…
これらのコラボによって、惣菜が、無理なく無駄なく完成するシステムが出来上がっています。
「キット商品に最適な肉を選択します」
例えば酢豚を作る場合、豚肉が必要となります。
一口に、豚肉といっても、様々な部位があります。
酢豚には角切り肉、野菜炒めなら豚バラ、とんかつならロースやヒレ肉…
それ以外にも、豚の品種や産地によって、風味も変わってきます。
鶏と牛にも同じように使う部分によって違いがあります。
食肉加工会社は、仕上がり時に肉の状態がベストであるように、そのメニューに最適な肉をチョイスしていきます。
「キット商品に最適な野菜を選択します」
野菜の選び方も、肉と同じようにこだわっています。
食べた時の食感を考え、カットの大きさや切り方を考えます。
美味しく見えるよう、彩りも考えます。
野菜は、油調するのか、ボイルするのか…
その料理に合う野菜を衛生面とコストを考えながら選び出します。
「沢山の美味しいを、一つの形にする力」
それぞれの食材にたれがセットされて、惣菜のキット商品が出来上がります。
キット商品が届いたら、あとは、手順に従って調理するだけです。
宝醤油では、作業手順書も作成し、現場での調理実習も行っています。
大量生産の落とし込みにも立ち会います。
作業手順書通りに調理することで、味にばらつきがなくなります。
分量を間違えることもなく、食材のロスもありません。
宝醤油と、食材加工会社様との、垣根を越えたバトンパスが、バックヤードを支えています。
今まで、お惣菜の発注量が変わると、食材を一つ一つ調整していましたが、もう、材料の発注に頭を悩ませることもありません。
出来上がりの数量を変えたければ、商品の組み合わせを変更するだけでOKです。
この悩みが解決できるのは、宝醤油が持つ連携力があるからです。
宝醤油は、様々なお客様の悩みを解決するため、これからもお手伝いをしていきます。