粉体の調味料を思い浮かべたときに、1番に浮かぶものはなんでしょう。
香辛料や、塩、コショウ、料理に少し加えるものですよね。
もし、本来は液体で味付けをする調味料を粉体にしたらどうでしょう。
液体よりも場所も取らないので、手軽にイベントに持ち込んだりすることが可能です。
そんな粉体調味料の歴史を探る上で欠かせないのが、宝醤油の存在です。
「日本で初めて美味しいから揚げ粉を作りました」
1978年(昭和53年)に、から揚げ粉を日本で最初に作った宝醤油。
から揚げ作りの方面でも、他の企業に負けず劣らず。
そんな宝醤油が開発している粉体調味料はどういったものがあるのでしょうか。
「塩味のから揚げ粉がとてもおすすめです。肉でも魚でも、どちらも美味しく揚がります。」
と言っていたのは開発チームのスタッフの一人。
「全国にあるご当地から揚げの素も作っていますよ。」
ただのから揚げではなく、その地域のこだわりご当地メニューも再現できます。
ご当地メニューは、地域によって味も風味も変わってきます。
一つ一つ、思いやりを持って開発していきます。
宝醤油では、お客様の作りたい味をどこまでも一緒に追求いたします。
「から揚げ粉のほかに、竜田揚げ粉もあります。」
下漬けのたれに漬け込んで、片栗粉で揚げるのが竜田揚げです。
宝醤油では下漬けのたれはもちろん、まぶしタイプの竜田揚げ粉もご用意しております。
他にも、使い勝手のいい粉が沢山あります。
歩留まりと結着性を向上させる打ち粉、パン粉の付きがよく衣がカラッと揚がるバッター粉は数種類あります。
作業効率を求める方には、打ち粉とバッター付けを同時にできる結着バッター粉もあります。
肉の旨味をしっかり閉じ込め、きれいに仕上がり、衣と肉がはがれてしまうなんてことは、ありません。
誰が揚げても均一で綺麗な仕上がり。
昔ながらの良いものは、しっかり存在を守ります。
新しくて便利なものも、生み出していきます。
「ブレンド粉の開発は楽しいですよ」
ブレンド粉とは、様々な粉を混ぜ合わせたものです。
宝醤油は、新しい商品も生み出します。
フライ用のバッター粉やフリッター粉などの他、トッピングに使うシーズニングパウダーの開発もしています。
スイーツ用の抹茶パウダーや、シナモンパウダーの実績もございます。