ぽん酢とは本来、柑橘類の果汁のことです。
いまではそのぽん酢と醤油がベースの「ぽん酢醤油」を「ぽん酢」と呼んでいます。
「ぽん酢は何種類あるんですか?」
宝醤油では、お客様が商品をお探しの場合、まず弊社の定番商品をお試ししていただいています。
オーソドックスなぽん酢、だいこんおろし入りのもの、レモンやかぼす果汁を加えたもの…
多くのラインナップを取り揃えています。
「ゆっくりと熟成させた旨みの強い醤油を使用しています。」
美味しいぽん酢の旨みは、まず醤油に隠されています。
開発チームが、ぽん酢を開発する時にベースとして選んだのが、本醸造醤油です。
この醤油を使うとに口に入れたときの雑味が取れ、出汁のような旨みが生まれていきます。
柑橘の果汁が混ざると、醤油というものは薄まってしまいがちです。
しかし、宝醤油の、旨みたっぷりの醤油は違います。
強い旨み成分が残り続けるため、ぽん酢に加工しても旨みが残り続けるのです。
「様々な果汁に挑戦してきました」
さまざまな料理の味を引き立たせるぽん酢を作るために、原料にもこだわっています。
レモン・ゆず・かぼすなど、国産の果汁を使用した商品もご用意しています。
「橙や、シークァーサーも試したことがありました」
使っている原材料を産地指定で作る自社ブランドも、様々なものに挑戦しています。
「ゆずとレモン、かぼすの深い味わい」
ぽん酢の中で人気があるのが、たからぽん酢と呼ばれる商品です。
本醸造醤油とレモン、ゆず、かぼすの果汁をベースに旨味を加えた和風ぽん酢です。
鰹節や昆布の旨みが強く、のびのある本醸造醤油を使っているだけに、
さまざまな旨みの上に爽やかな柑橘風味が重なり、しっかりした味わいのぽん酢です。
鍋を食べる時につけだれとしてぽん酢を使うことがあります。
食べている間に、鍋から取ってしまう水分でぽん酢が薄まってしまいがちですが、
それを感じさせない強さがあります。
「ぽん酢は原料によって様々な味にアレンジできます。」
製品を作る際は、原料をどの分量、配合で作るか、何度も試作します。
調整には機械だけではなく、実際に人間の舌で味わって確認していきます。
これにより、数値だけでは判別できない絶妙な味わいを生み出すことが出来るのです。
宝醤油は今この瞬間も、新しい味のアイデアを思い浮かべながら開発を続けています。
食欲をそそる酸味と、旨みの強い醤油のコラボが、アレンジぽん酢誕生の秘密です。